徒然青史

ツレヅレセイシ...戦国史好きでオタクなIT屋さんの日常絵巻

鬼とネコ

だいぶ日にちが経ってしまいました、すみません。

この時期はどうしてもイベントを多くやっている関ヶ原や彦根に思いを馳せてしまいがちです。

まだ一度も行ったことはないのでいつか行ってみたいです。

 

さて。

そんな本日は、戦場の鬼とネコにまつわる逸話などお話ししてみようと思います。

 

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島津義弘

 

たぶん知っている方のほうが多いんじゃないかと思うんです。

猛将として武勇に誉れ高く、「鬼島津」と呼ばれたその人です。

 

猛将というと荒くれ者?と思う方もいるかもしれませんが、義弘公、お茶や医学にも秀でており、武,学,芸とまさに天に二物以上を与えられた人物だったそうです。

また、主従分け隔てなく接し、その家族へまで気配りができる、非常に出来た人物であったとも。

そのため、義弘公の死後、当時は殉死が禁止されていたにも関わらず、10人以上の殉死者があったとか。

 

さてそんな義弘公。

タイトルの”ネコ”とは何ぞやと申しますと、豊臣秀吉公の天下泰平後の朝鮮出兵、つまり文禄・慶長の役ですね。

それの出兵の際に、7人の侍ならぬ7匹のネコを連れて行っているのです。

とはいえ、ただ可愛がるために連れて行ったわけではありません。

ネコの瞳を覗き込んで、最も細くなっていたら正午といったように、瞳の大きさで時間を見ていたのです。

ですが、遠い異国の地で戦い続きの中、彼らに癒された兵士も確かにいたのではないでしょうか。

 

7匹連れて行ったネコのうち、生還できたのは2匹でした。

その2匹が祀られているのが、鹿児島にある猫神神社だそうです。

 

さて、何故ネコの話を持ち出したかと言いますと。

弊社ホームページに専務のページができました。

専務ダイゴロウ f:id:earth-sonorite:20151022185518p:plain

 

弊社専務はネコで、名前をダイゴロウと言います。

彼は何故ソノリテにやって来たのか、何故専務になったのか。

紙芝居仕立てでご紹介させていただいております。

 

義弘公の傍で共に戦い、そして時折周囲を癒していた7匹のネコ。

彼らと同じように、日々戦う社員を傍らで癒しているネコ専務のページ、ぜひぜひ覗いてみてください。